良くするのではなく、良くなるお手伝いをしている〜縦の関係から横の関係へ
こんにちは!
昨日、ブログを毎日更新すると宣言しましたわのんの整体セラピスト加藤省吾です。
今日のテーマは
「良くするのではなく、良くなるお手伝いをする〜縦の関係から横の関係へ〜」
特に人の悩みを受ける立場や、
親子関係など人間関係にも通じる話。
整体=体調が辛い、痛い時に治してもらうためのものだと認識している方がほとんどだと思います。
施術を受けると、たしかに
身体の動きや症状が軽くなっていくのですが、
その身体が楽になったのは、
その先生のおかげではなく
あなた自身が楽になったからなのです。
先生の施術はあくまできっかけに過ぎません。
その先生の施術で本当に「良くなった」と
自分を信じたからなのです。
以前は、このことが分からず、
「治療家の先生=(治す人)」というルールを守ろうとしていた自分は
相手の問題をどうすれば楽にできるのか
悩んでその問題を解決するという結果が欲しいためにあらゆる方法や技術を学び必死に施術をしていました。
確かに必要なプロセスかもしれませんが、
前提にこのルールが自分にあると
当然、うまくいく時もあればうまくいかない時もある結果に
「先生なのに治せないのか?」
「お金を払ってもらっているから期待に応えなきゃ申し訳ない」
「何でこの患者さん分かってくれないの?」
などという気持ちに左右されて
だんだんと自分が力みすぎで疲弊し
施術をするのが怖くてたまらなくなってしまいました。
これはアドラー心理学では、「縦の関係」と言っています。
治す人(先生)
↓
治される人(患者さん)
というルールの中でやっていたということ。
これは職場や家庭にも当てはまります。
例えば
「親=成長させる」の親子の場合
親(成長してる人=成熟)
↓
子ども(成長してない人=未熟)
「夫=養う」の夫婦の場合
夫(養う人)
↓
妻(養われる人)
こうしたルールが強い場合、
支配と依存の関係にあるため本当の信頼関係が築けません。
だけど、
自分=相手
というとなると
結果が良かろうが悪かろうが受け取るのは本人次第。
自分は今あるものを信じて出し切って
あとは相手のことも
信じて任せることができる様になるから
力みすぎないで
お互いが無理なく自然に信頼し合える関係になれると思います。
だって良くなるのは本人の持ってる治癒力だから。
自分=相手
横の関係を築く
私も今一度心がけてみようと思います。
先生に治してもらいにではなく、
会って話をしたいから来ました〜って言われるようになれれば嬉しいな♪
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